レノファ山口 J2リーグ開幕戦 ファジアーノ岡山 両クラブの歴史2

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2009年から暗黒の時代に突入したレノファ山口。一方、ファジアーノ岡山は、2008年JFLで勝ち点60で4位に入り、1年で栃木SC,カターレ富山とともにJ2に昇格する。
2009年、2010年と2年連続地域決勝に出場するが、いずれもグループ敗退。2011年は、地域決勝にも出場できずに、幕を閉じる。
2012年に、ちょっとした変化が。マツダSC（現サンフレッチェ広島）に在籍していた、河村孝が監督に就任。
このシーズンは、中国リーグで4位にとどまり、地域決勝にも出場できなかった。河村孝はこの年で監督を退任し、GMに就任した。
この河村孝という男は、現役引退後、地元山口県に戻り1997年にFCレオーネ（現レオーネ山口）を設立する。2005年にレオーネおよびアディダスフットサルパーク山口を運営する（株）ヴィンツァーレを立ち上げている。山口県という田舎で、サッカークラブの経営に成功している。都会とは違い、資金も人口も少ない中成功できるということは、経営者としてかなり能力が高ったのであろう。
2012年に、GM就任後はクラブ改革に手腕を発揮。2013年11月には運営組織の株式会社化を行い、株式会社レノファ山口の代表取締役社長に就任した。2014年にはマツダでの同僚だった上野展裕を招聘し、JFLからJ3・J2へのステップアップを経営面から支えた。
ファジアーノ岡山も2006年に、代表取締役に元ゴールドマン・サックス執行役員の木村正明が就任。2009年には、J2リーグに参加することになる。
レノファ山口、ファジアーノ岡山ともに、2人のカリスマが社長に就任したことによって、J2リーグへと昇格した。

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